最近の気付きはファンだというSMAPのコンサートDVDを見ている時に訪れた。「ずっと『ワー』ってやっていたら、どこが一番盛り上がるのかわからない。サッカーにも山と谷がある。全部ゴールのための準備で、その山もまた次につながる要素になる」と考えた。「だから今は何でも顔を出そうとはしない。任せるところは任せ、ここという時に質の高いものを出す」。シンプルで無駄のないプレーには、そんな思考と美学も詰まっている。
途中出場だった前回大会とは違い、順当なら先発のピッチで迎える決勝を「楽しみたいな」と話した。4年前には抱けなかった思いを胸に、なでしこを2連覇へ導くゴールを狙う。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪けがの安藤、再合流へ日本出発≫
左足首を骨折して離脱した安藤梢(32)=フランクフルト=が4日、チームに再合流するため、成田空港からバンクーバーへ出発した。
安藤は報道陣への対応はなかったが、つえをついて出発口に向かう表情は明るく、声を掛けられると笑顔も見せた。6月8日のスイスとのW杯1次リーグ初戦で相手GKと交錯して負傷し、帰国して手術を受けた。
日本サッカー協会幹部によると、ベンチから試合を見守ることも検討されているという。(SANKEI EXPRESS)