最初に姿を見せるのは、レモンシャークやカリビアンリーフシャークと呼ばれるサメたちだ。しかし、ダイバーの目的はそんなサメたちではない。それらのサメでも、2メートル以上はあるのだが、慣れてくると、「ただの雑魚」にしか見えなくなってくる。しかし、油断は禁物だ。少ないとはいえ、過去にこれらのサメに噛(か)まれて大けがをしたダイバーもいないわけではない。
≪冒険心と勇気 新たな世界に踏み出して≫
そんな危険を冒してまで、なぜこんなダイビングをやりたいと思うのか? 自分もすでに5年も続けて、タイガーシャークダイビングを行うクルーズに乗船している。怖いもの見たさか? スリルを求めたいからか?
どちらも正解だとは思うのだが、本当は「人食いザメ」と呼ばれるサメが、本当に怖いものなのか? それを確認したかった。自分たちの世代はサメというと、映画「JAWS」のイメージが強い。ダイビングを始めた頃は、どんなサメでさえ、恐れていたが、今ではほとんどのサメが、こちらが危害を加えない限りは襲ってこないことを学んだ。