万華鏡をイメージした菊模様のゆかた(右、rio_no_ne_3万5000円)は松屋オリジナルカラー。飾りひも(4900円)をつけた黄色い帯で華やかに。コンプレックス_ビズのカチューシャ(8000円)とアマーロ_イヤリング(9800円)を合わせて。メンズ(左、2万9000円)は黒地に変わり格子で粋に(帯は参考商品)=2015年7月2日、東京都中央区銀座(福島範和撮影)【拡大】
【トレンドを着こなそう!】Vol.23
≪「リボン返し」 後ろ姿もかわいく≫
夏本番、花火大会やお祭りでのゆかた姿は、すっかりおなじみの風物詩だ。最近は洋服感覚で着られる、色とりどりのアイテムが増えてきた。ワンピースを思わせるおしゃれ感が満載で、着付けもそう難しくはない。バッグやアクセサリーは和装小物でなくても大丈夫。初心者向けのセットから通好みのあつらえまでそろうゆかたの世界。今年こそ挑戦してみたい。
ゆかたといえば、白地に紺の模様が定番といったイメージがある。涼しげに見えることと、花火観賞などで夜、着ると見栄えするという理由もあるらしい。だが東京・松屋銀座の呉服売場では色鮮やかで、さまざまな柄を使った、粋でモダンな新作が数多く並ぶ。
ファッションの一環
一番の売れ筋は万華鏡をイメージした、紺地に菊模様をあしらったゆかた。洋服のデザイナーが手がけた松屋オリジナルカラー商品だ。「定番が好きな方には新しいデザインとして、ゆかたに初挑戦という方には、洋服の延長として受け入れていただいているようです」と担当者は言う。