サイトマップ RSS

強い絆に憧れ 人間的なつながり書きたい 「ミツハの一族」著者 乾ルカさん (3/4ページ)

2015.7.19 13:30

作家の乾ルカさん。父親を見送って、作家としても心境の変化が生まれた。「今まで死者の思いを書いてきましたが、残された人間の『悔い』を書きたいですね」=2015年6月9日(塩塚夢撮影)

作家の乾ルカさん。父親を見送って、作家としても心境の変化が生まれた。「今まで死者の思いを書いてきましたが、残された人間の『悔い』を書きたいですね」=2015年6月9日(塩塚夢撮影)【拡大】

  • 「ミツハの一族」(乾ルカ著/東京創元社、1836円、提供写真)

 デビュー以来、死の気配が漂う作品を多く重ねてきた。「小学2年生のときでした。家族で夕食を食べているとき、ふと『自分が今、死んだらどうなるんだろう』って怖くなったんです。そのときの思いをずっと引きずって、ここまできてしまった」

 本作のゲラを直していた今年3月、父親を亡くした。「父をみとって、今まで自分は何も分かっていなかったな…と痛感しました。この作品では、もしかしたら、死者たちが素直すぎたかもしれない。私だったら『あの世に行きたくない』と、もっと逆らうでしょうし、この世のものでなくとも、父にはそばにいてほしいですね」

 本作の最後の一節。愛するものを失ったことのある者ならば、心打たれることだろう。「救いでありたいですね。母にも、『いい一文だね』と言ってもらえました。やっぱり、もう一回父に会いたいですよ…」(塩塚夢、写真も/SANKEI EXPRESS

作家 乾ルカ略歴

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ