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「あっち側」に行っちゃえば? 懐深い作品集 乾ルカ (1/5ページ)

2015.7.14 15:30

函館山から見た景色。おそらくは恋人同士でいっぱいの夜に撮りに行くガッツはありませんでした…=2015年6月19日、北海道函館市(乾ルカさん撮影)

函館山から見た景色。おそらくは恋人同士でいっぱいの夜に撮りに行くガッツはありませんでした…=2015年6月19日、北海道函館市(乾ルカさん撮影)【拡大】

  • シャンプーしたてでドヤ顔の乾家の愛犬・まるが北海道の風景をご案内します=2015年7月6日、北海道札幌市(乾ルカさん撮影)
  • 「ゲイルズバーグの春を愛す」(ジャック・フィニイ著/ハヤカワ文庫、842円(税込み)、提供写真)
  • 【本の話をしよう】作家、乾ルカさん=2月15日(提供写真)

 【本の話をしよう】

 現実ってなんて酷なのだろう。

 そう思ったことはないでしょうか。

 私は思います。近頃わりと毎日思っています。本当にどうして現実というのはひどいのか。つらい。苦しい。悲しい。腹立たしい。なんでこうなるんだ、どうして奪っていくんだ、責任者出てこい、おまえか責任者はと、神様の胸ぐらをつかんでゆさゆさしてやりたくなる、そんなことばかり。

 この嫌な現実からトンズラできたら、どんなにいいだろう。

 厭世的な気分で、グーグルに「死にたい」と検索ワードを入力してみたら、いきなりこころの健康相談統一ダイヤルの案内が出てきて、ちょっとびっくりしました。

 しかし「現実世界とはなぜにこんなにつらいのか」と思う裏側には、「現実世界は自分自身に喜びをもたらすもののはず」という都合のよい願望が潜んでいるとも言えます。少しでも期待があるから失望もするわけです。「現実は自分に厳しいのが当たり前、つらく苦しいのがデフォルト」と割り切ってしまえば、あれもこれも嫌で悲しいことだらけの日常こそが、通常運転なのでしょう。

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