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【アメリカを読む】クリントン氏、中間層重視の思惑 (4/4ページ)

2015.7.21 08:30

米ニューヨークのニュースクール大学で行った演説で、舌鋒鋭く共和党の経済政策を批判するヒラリー・クリントン前国務長官=2015年7月13日(AP)

米ニューヨークのニュースクール大学で行った演説で、舌鋒鋭く共和党の経済政策を批判するヒラリー・クリントン前国務長官=2015年7月13日(AP)【拡大】

 クリントン氏はニューヨーク州選出の上院議員だった当時から「ウォールストリートに近い」とみられてきた。また国務長官在任中に公務で私用メールアドレスを使っていた問題では説明が不十分だと批判され、クリントン財団が外国政府などから巨額の献金を受けてきたという大統領としての資質を問われかねない問題も抱えている。民主党の候補者指名争いでは圧倒的なリードを保っているが、共和党候補と対決する本選に入れば、こうしたマイナスイメージが命取りになる可能性もある。

 クリントン氏が「共和党は大企業、富裕層寄りだ」と批判するのは、自らが同じイメージを持たれていることの裏返し。民主党の支持基盤であるリベラル層を固め、浮動票を取り込むためにはイメージの立て直しが必要になりそうだ。(ワシントン支局 小雲規生(こくも・のりお)/SANKEI EXPRESS

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