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「米国は日本より中国を優先する」歴史の教訓 渡辺武達 (2/4ページ)

2015.7.22 09:00

1972年2月21日、米大統領として初めて訪中したリチャード・ニクソン大統領(左)と、毛沢東主席=中国・首都北京市(UPI=共同)

1972年2月21日、米大統領として初めて訪中したリチャード・ニクソン大統領(左)と、毛沢東主席=中国・首都北京市(UPI=共同)【拡大】

 メディアと政治家にその基本的認識がなければ、安全保障論議などいくらやっても国民の関心がそれてしまい、知らぬまに軍事予算が拡大し、福祉予算が削られるということにもなりかねない。

 1971年7月11日、筆者を含む日本卓球協会代表団は、中国・北京の人民大会堂で周恩来首相に会っていた。周氏は上機嫌でこの年の3月、名古屋で開催された第31回世界選手権大会にふれ、「皆さんのおかげで世界が変わりました」とねぎらってくれた。

 上機嫌の理由が分かるのは、4日後の15日に、翌年2月のニクソン大統領の中国公式訪問が発表されたときである。私たちとの会見の直前にニクソン米大統領の特使、キッシンジャー氏との間で、合意していたのだ。

 米中国交回復はあり得ないと信じ切っていたとされる佐藤栄作首相は「よくも秘密が保たれたものだ」と漏したという。71年6月に沖縄返還協定調印を果たしていたが、ちょうど1年後に退陣し、田中角栄(かくえい)首相が登場した。

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