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「米国は日本より中国を優先する」歴史の教訓 渡辺武達 (3/4ページ)

2015.7.22 09:00

1972年2月21日、米大統領として初めて訪中したリチャード・ニクソン大統領(左)と、毛沢東主席=中国・首都北京市(UPI=共同)

1972年2月21日、米大統領として初めて訪中したリチャード・ニクソン大統領(左)と、毛沢東主席=中国・首都北京市(UPI=共同)【拡大】

 ここから得られる教訓は、米国は中国との交渉を日本との関係よりも優先するということだ。それが歴史に学ぶということだ。

 しかし、日本国民は、財産さえいつでも米国に奪われかねない。それは、1990年代のバブル崩壊でも明白だろう。今の日本政府と外務省には、国民を守れる能力も胆力もあるとは思えない。

 一方、筆者は76年を皮切りに92年までに北朝鮮を4回訪問しているが、そこに住む国民にとっても最低の国だ。だが、その北朝鮮でも突然崩壊すれば2000万人余の難民が押し寄せるから、中国も韓国も有効な手が打てない。半面、中国にとって北朝鮮は対米外交カードのひとつだし、日米の軍需産業にとっては、国の軍事予算拡大理由として格好の存在だ。

 筆者は2001年に米ハーバード大学に研究員として滞在したが、少なからずの中国政府高官の子弟が留学してきていた。現在、中国のちょっとした富裕層なら、その多くが親族の誰かをカナダやオーストラリアなどに居住させるか、そのための準備をしている。現在の共産党体制がこのままで持つはずがないことを知っているからだ。

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