「法に従った」釈明も
では、当の歯科医師は何と言っているのか-。いわく「私の知る限り、今回の旅行は法に従って適切な手順を経て実行された」と強調。「狩りが終わるまで、あのライオンが地元で有名な人気者だったことも、研究対象だったことも知らなかった。法的な狩りを続けるため、地元の2人の専門知識に頼っていた」と釈明した。
しかし、この歯科医師は2008年、米ウィスコンシン州でクマを密猟した“前科”があり、彼のツイッターなどには、世界中の動物保護団体のメンバーらから「密猟の罪で告発され、ジンバブエに送還されるに値する嫌悪に満ちた人物」「歯科医としての仕事と全担当患者が消えてなくなれ」といった非難の投稿が殺到。彼の歯科医院の前には抗議の縫いぐるみが置かれたほか、ウェブサイトは閉鎖に追い込まれた。
IFAW(国際動物福祉基金)によると、アフリカライオンの個体数は、この30年間で60%減の3万2000頭にまで減っているという。(SANKEI EXPRESS)