また、日本ユネスコ国内委員会委員の及川幸彦氏は、東日本大震災の被災地の宮城県気仙沼市で、地元の中学生が住民と一緒に海抜を表示したシールを張り、地域全体の防災に対する意識を高めている実践例を紹介した。
「世界の海を守る日本」へ日本が進化するためには、政府のリーダーシップはもちろん、市民一人一人が、海で何が起きているかを知ることがまず大切だ。水族館などユニークな手法やアイデアを持っている担い手が学校と連携し、さまざまな切り口から海洋教育に取り組むことも必要だろう。海とあまり接点のなかった人や、若い世代への働きかけが、世界の海を守る鍵となる。(日本財団総務部 エグゼクティブコミュニケーションチーム 橋本朋幸/SANKEI EXPRESS)