男子シングルス2回戦でボールに飛びつく錦織圭(にしこり・けい)=2015年8月4日、米国・首都ワシントン(共同)【拡大】
テニスのシティ・オープンは4日、米ワシントンで行われ、男子シングルス2回戦で世界ランキング5位の第2シード、錦織圭(日清食品)は同95位のジェームズ・ダックワース(オーストラリア)に6-7、6-1、6-4で逆転勝ちし、3回戦に進んだ。錦織は左脚のけがで2回戦を棄権したウィンブルドン選手権以来、1カ月ぶりの大会出場。次は第16シードのレオナルド・マイエル(アルゼンチン)とブラジュ・ロラ(スロベニア)の勝者と対戦する。
錦織は初対戦だったダックワースに2時間19分で逆転勝利。「(内容は)まだまだだけど、勝つことが一番大事。もつれても最後までいいプレーができたのは評価ができる」と及第点を与えた。23歳の相手に強烈なサーブやネットプレーで重圧をかけられた。試合勘が戻っていなかったこともあり、第1セットのタイブレークは大接戦の末に8-10で失った。