パブロ・アンドゥハールをストレートで破り、舌を出す錦織圭(にしこり・けい)=2015年8月12日、カナダ・ケベック州モントリオール(USA_TODAY・ロイター=共同)【拡大】
テニスのロジャーズ・カップは12日、モントリオールで行われ、男子シングルス2回戦で世界ランキング4位の第4シード、錦織圭(日清食品)は世界48位のパブロ・アンドゥハール(スペイン)を6-3、6-3で退けた。13日(日本時間14日)の3回戦ではベスト8入りを懸けて世界14位のダビド・ゴフィン(ベルギー)と対戦する。今大会は錦織が前週に優勝したシティ・オープンより格が高いマスターズと呼ばれるシリーズで、ほとんどのトップ選手が出場している。
前週にツアー通算10勝目を挙げた米ワシントンから舞台をカナダに移し、錦織が再び好スタートを切った。得意のリターンからストローク戦に持ち込み、1時間10分でアンドゥハールに快勝。「いい調子を維持できている。久しぶりにビッグサーバーではない相手だったので、自分の展開にしやすかった。今大会はうまく体を回復させながら戦いたかったので、ストレートで勝てたのは良かった」と喜んだ。