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驚き、疑問 子供刺激する知的体験 「しくみのひみつ アイデアのかたち」 (2/4ページ)

2015.8.17 11:00

白黒のカードを使って遊ぶ浦川通の「バイナリーカードゲーム」=2015年8月5日、東京都新宿区(原圭介撮影)

白黒のカードを使って遊ぶ浦川通の「バイナリーカードゲーム」=2015年8月5日、東京都新宿区(原圭介撮影)【拡大】

  • 藤木淳「1.5人称の世界」。遠ざかっていく自分の鼓動を追いかける=2015年8月5日、東京都新宿区(原圭介撮影)
  • 中山晃子の変化し続ける絵画「卵」(左)と「赤い緑、黄色い青」=2015年8月5日、東京都新宿区(原圭介撮影)

 浦川通の「バイナリカードゲーム」(2014年)では白黒のカードを使う。コンピューターの基本原理になっている二進法と同じで、白は「0」黒は「1」を意味する。例えば迷路を抜けるゲームでは、白白は上、黒黒は下、白黒は右、黒白は左とあらかじめ決めてあり、カードの置き換えで丸い玉を上下左右に動かして、出口まで導く。

 中山晃子の「卵」(2015年)と「赤い緑、黄色い青」(2015年)は、刻々と形や色彩が変化していく絵画だ。「卵」は「デカルコマニー」と呼ばれる手法を駆使している。流れるいくつもの鮮やかな液体がぶつかったり、混ざり合ったりする様子を映像に撮り、逆モーションで再生。さらに上下を反転して組み合わせている。不思議(不気味)な生き物が生まれ、増殖しているようにも見える。

 「赤い-」は色や形が少しずつ変化するようにコンピューターで加工。見ているうちに、赤が緑に、青が黄色に変化して、最初に見たときとはまったく別な絵になっていることに気づく。

映像も駆使して

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