8月20日、北朝鮮の砲撃情報を受け、国家安全保障会議を招集した韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(中央)。朴大統領の訪中には、挑発を続ける北朝鮮を牽制する狙いもある=2015年、韓国・首都ソウルの青瓦台(ロイター)【拡大】
韓国政府内には「習主席が最も期待している軍事パレードの観閲式を欠席すれば、せっかくの訪中効果が半減する」との懸念もある。このため、聯合ニュースによれば「軍事パレードに出席しても拍手はしない」との見方も浮上しているという。(ソウル 藤本欣也/SANKEI EXPRESS)
≪戦略見直し迫られるオバマ政権≫
米政府は「中韓接近」にくさびを打ち込もうと、外交ルートを通じ、朴槿恵大統領が抗日戦争勝利記念行事に出席しないよう韓国側に働きかけてきた。それだけに、出席決定は少なからず打撃だといえる。
韓国政府はこれまでも、米政府の反対を押し切り、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加している。米政府が検討している「高高度防衛ミサイル」(THAAD)の韓国への配備も、中国の横やりで宙に浮いたままだ。