西谷浩一(にしたに・こういち)監督(中央後ろ)を囲みポーズをとる(左から)オコエ瑠偉(るい)、清宮(きよみや)幸太郎、篠原涼=2015年8月23日、大阪市(共同)【拡大】
28日に開幕する野球のU-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)の高校日本代表が23日、大阪市内で結団式に臨み、今夏の甲子園大会で2本塁打を放った清宮(きよみや)幸太郎(東京・早実)は「世界一を取らないとつまらない。ものおじせず、チームを引っ張る打撃をしたい」と力強く話した。
チームは日本初開催の大会で初優勝を目指す。準優勝だった前回に続いて指揮する西谷浩一(にしたに・こういち)監督(大阪桐蔭)は「悲願の世界一を取るための20選手を選んだ」と意気込み、清宮について「打撃は非凡。学年は関係ない」と1年生でただ一人選出した理由を説明した。
俊足を生かして甲子園でも活躍した外野手のオコエ瑠偉(るい、東京・関東第一)は「自分の武器は足。しっかりと出塁したあと、相手チームを足でかき回したい」とアピールした。主将は春の選抜大会を制した福井・敦賀気比(つるがけひ)の篠原涼が務める。
日本代表20選手は結団式の後、奈良県内で初練習し、大会で使用する木製バットを用いて打撃練習などをした。26日に甲子園球場で大学日本代表と壮行試合を行う。(SANKEI EXPRESS)