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【新国立競技場】20年1月完成に前倒し 「新国立」整備計画決定 (1/5ページ)

2015.8.29 07:30

新国立競技場の建設予定地=2015年7月、東京都新宿区(共同)

新国立競技場の建設予定地=2015年7月、東京都新宿区(共同)【拡大】

  • 新国立競技場の性能比較=2015年8月28日現在。※総工費は未公表の関連工事費を含む

 ≪「五輪の顔」 綱渡りの再スタート≫

 政府は28日、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場(東京都新宿区)の関係閣僚会議で、総工費の上限を1550億円とする新整備計画を決定した。完成時期は20年4月としたが、国際オリンピック委員会(IOC)の意向を踏まえ、20年1月への前倒しを目標にする。新施設は原則として競技機能に限定、巨大アーチや観客席用の冷房設備を取りやめるなど経費を1000億円以上圧縮した。計画撤回に追い込まれた新競技場の整備が再始動するが、大会まで5年を切り、綱渡りの作業となりそうだ。

 安倍晋三首相は官邸での会議で「20年に間に合うよう、確実に完成させる必要がある」と強調。議長の遠藤利明五輪相は会議後の記者会見で、総工費に関し「国民に十分理解してもらえると思う。今後も情報公開を進める」と述べた。遠藤氏は、総工費を2520億円としていた旧計画が未公表の関連工事などを含め2651億円だったことも明らかにした。事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は、9月1日に設計と施工を一体にした公募を始め、年内に業者を選ぶ。業者には工期短縮の技術提案を求める。

「五輪の顔」 綱渡りの再スタート

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