――2つの作品はどのようなものか
「『お絵かきタウン』は、雪が降る街の中に自動車、飛行機などの乗り物が入っていく。来場者がそれぞれ描いたものが絵の中に入り込んでいき、みんなで街をつくろうというもの。『お絵かきタウンペーパークラフト』は、自分がお絵かきタウンで描いた絵をスキャンすると、その絵が展開図となって出てくる。それを組み立てるとオリジナルのペーパークラフトができ上がり、プラモデルのように立体的な感覚で楽しめる。体験した人たちはとても喜んでくれている」
世界中に広めたい
――世界の子供たちに向けて発信していることは
「21世紀は答えのないものをどう解決するかという時代になっている。小さい時から、より多くの驚きや衝撃を味わい、1人よりもチームプレーでやると楽しいということを体験し、創造性が豊かになってもらいたいと願っている」
――今後の展開、事業計画は
「チームラボが創造した『チームラボアイランド』は、子供向け限定ではない。大人にも共同的で創造的な体験を楽しんでほしいと思っている。同時に各地に展開し、世界中に広めていきたいとも考えている。それにはアトラクションの数を増やすこととバージョンアップの両方が必要で、それに向けての準備をしている」(EX編集部/撮影:荻窪佳(けい)/SANKEI EXPRESS)