素晴らしい関係
祖父のピーター・メイビア(1937~82年)、父のロッキー・ジョンソン(71)も米国を代表する名プロレスラーだった。大きな足跡を残した父親たちに対し、ジョンソンはどんな思いを抱いているのだろう。
「もちろん彼らの仕事ぶりを思うと、とても謙虚な気持ちにもなりますよ。実は今、父親との関係は最高に良好なのですが、ここまで来るのは大変でした。なぜか説明しましょう。父が現役のプロレスラーだった60~70年代の米国は、黒人は人種差別の脅威にさらされていました。また、その当時、プロレスはまだまだサブカルチャーの範疇(はんちゅう)にあり、業界の規模もそれほどグローバルではなく、米国内の比較的小さな世界のビジネスでした。反骨心が旺盛な父はそんな状況に真っ向から挑み、より一層タフになっていました。そんな時に生まれたのが私です。物心ついた私を待っていたのは、ものすごくタフなオヤジだったのです…」