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西郷隆盛という近代日本最大の謎 はたして西郷は何を黙したまま散ったのか 松岡正剛 (1/5ページ)

2015.9.13 10:00

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

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 私に千糸の髪がある。墨よりも黒い。私に一片の心がある。雪よりも白い。髪は断ち切れることができても、心は断ち切れまい。敬天愛人。西郷南洲。

 ぼくにとっての西郷は近代日本最大の謎である。何の謎かということが、また謎なのだ。そのくらい、西郷隆盛が胸に秘めて城山に散っていった「雪より白くて誰にも断ち切れない心」は、謎なのである。

 坂本龍馬は「大きく打てば大きく響き、小さく打てば小さく響く」と評した。勝海舟は「世の中には本当におそろしい人物がいるものだ。それは横井小楠と西郷南洲だ」と語った。中江兆民は「西郷さえいれば、日本はこんなふうにはならなかったろう」と嘆き、新渡戸稲造は「日本にリンカーンのような人物はいるのか」と問われたとき「それが西郷隆盛だ」と答えた。西郷を知る者にとっても西郷はとてつもなく大きく、かつ謎だったのである。

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