9月12日の労働党党首選の結果発表前に首都ロンドン市内中心部で支持者らに囲まれるジェレミー・コービン氏(中央)=2015年、英国(ロイター)【拡大】
とはいえ、労働党がここ数年の中道路線強化で特徴がなくなり、“万年野党”と揶揄(やゆ)されるなか、脱却するには、党分裂の危機もはらむコービン氏のような“劇薬”に頼らざるを得ないのもまた事実のようだ。
さらに、格差拡大や停滞感など社会に閉塞(へいそく)感があるなかでは、実現可能性はさておき、歯にきぬ着せぬ物言いで現状打破を訴える人物に支持が集まることはままある。それは、さしずめ米国でトランプ氏が旋風を巻き起こしていることにも通じるかもしれない。(SANKEI EXPRESS)