世界に一つのドレス
美濃和紙の軽さと丈夫さを生かし、紙のままウエディングドレスを仕立てるブティックもある。美濃市の「みの紙舞」は特殊な加工と染織でドレスを制作。「畳んでクシャクシャになっても、水をかけて乾かすと元に戻ります」とオーナーの市原慶子さん。ミシンで縫製する繊細なオーダーメードのドレスは、制作期間3カ月、受注額は応相談という。「世界に一つしかない自分だけの紙のドレス」として注文はひっきりなしにあり、国内外の展示会にひっぱりだこだ。
みの紙舞では美濃和紙を素材にした靴下や肌着、雑貨も扱い、他のファッション衣料も企画中だ。和紙は天然素材で肌にも優しい。
「肌にトラブルを抱える人から、アラブなど海外の暑い国の人たちまで、もっといい商品を届けたい」と市原さんは普及を願う。(藤沢志穂子、写真も/SANKEI EXPRESS)