【アートクルーズ】
1950年代に関西から始まった前衛美術運動「具体」の精神を復活させようという活動が、いま、熱い。4月に発足した「ニューウェーブ具体人協議会」は年内にも、インターネットで募集し、コレクターを審査員にするという斬新な国際美術コンテストの概要を決定し、来年には出展募集を開始する計画だ。また、8月下旬には軽井沢ニューアートミュージアム(長野県)でシンポジウム「『具体』が国際美術マーケットで評価された理由」も開かれ、約60年前の「具体」の活動の再評価について、有識者らが意見を闘わせた。
コレクターが審査員
ニューウェーブ具体人協議会の設立目的には、「具体」の顕彰や研究のほか、国際的に活躍できる若手アーティストを発掘するために、美術コンテストを開催することが含まれている。