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「具体」復活へ 軽井沢でシンポジウム国際コンテスト開催 ネットで作品募集 (3/4ページ)

2015.9.17 13:30

展覧会「具体人」(~2015年9月23日)の吉原治良作品の展示=2014年10月29日、長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢ニューアートミュージアム(提供写真)

展覧会「具体人」(~2015年9月23日)の吉原治良作品の展示=2014年10月29日、長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢ニューアートミュージアム(提供写真)【拡大】

  • 白髪一雄作品の展示室=2015年7月8日、長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢ニューアートミュージアム(提供写真)
  • 「具体」について論じ合った具体人協議会の「国際シンポジウム_in_Karuizawa」。(左から)本江邦夫、千足伸行、蓑(みの)豊、エリック・チャンの各氏=2015年8月23日、長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢ニューアートミュージアム(原圭介撮影)

 また、千足氏は、54年の「具体美術協会」設立の中心人物だった吉原治良が、既にフランスで活躍していた藤田嗣治から「自分だけの絵をお描きなさい」と受けたアドバイスを忠実に守り続けたということの大きさを指摘した。

 独創性に再評価

 「具体」発足の地元ということもあって、兵庫県立美術館には「具体美術協会」に所属していた作家の作品は160点収蔵されている。特に寄贈された実業家・山村徳太郎氏のコレクション(163点)のうち、具体美術協会所属作家の作品は58点に及ぶ。蓑館長は、「国がやるべきことを山村さんがやっていた。(山村コレクションは)戦後の現代美術を網羅している」とたたえた。

 シンポジウム終了後、蓑館長は、ミシェル・タピエがヨーロッパに具体を紹介したことについて「具体の活動の独創性に驚いたから。一方でその後、日本の美術界ではあまり評価されなかったのは、ヤキモチみたいなものが働いたのではないか。しかし今、ようやく評価される時代が訪れたということだ」と話した。

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