大相撲秋場所11日目、横綱の鶴竜(かくりゅう)がはたきこみで栃煌山(とちおうざん)を破る=2015年9月23日、東京都墨田区・両国国技館(納冨康撮影)【拡大】
「ちょっと弱気になったかな」と推測するのは北の湖理事長(元横綱)。土俵下で見た藤島審判長(元大関武双山)は「結びの一番を良い相撲で締めることが、横綱でなくても最後に相撲を取る者の務めではないか」と苦言を呈した。
鶴竜は昨年九州場所で12日目の豪栄道戦を立ち合い変化で制して1敗を守ったが、以降、相撲が崩れて賜杯争いから脱落した苦い経験もある。
照ノ富士と2差がつく劣勢で迎える今場所の終盤戦。本人が消化しきれない思いを抱えたままでは、横綱初優勝はなかなか近付いてこない。(藤原翔/SANKEI EXPRESS)