栃煌山(とちおうざん)に寄り切りで破れ、照ノ富士(左)は今場所初黒星を喫した=2015年9月24日、東京都墨田区の両国国技館(納冨康撮影)【拡大】
先場所10勝を挙げ、大関昇進の足固めにつながる今場所は初日から5連勝のスタート後に、まさかの4連敗。手応えを感じていた立ち合いが崩れ始め、支度部屋で首をひねり、下を向いた。
だが「あの連敗があったから、こういう(本来の)立ち合いができた」と言う。過去の対戦の映像を何度も見返し、相手の弱点を研究。朝稽古では納得のいくまで、求める形を繰り返した。
再び光の見えてきた2桁勝利への意欲を問われ「もちろん」と即答した。ただし気を緩めることはなく「一日一日。まずは明日」と付け加えた。28歳の関脇は何か吹っ切れたような晴れ晴れとした表情で国技館を後にした。(SANKEI EXPRESS)