サイトマップ RSS

【佐藤優の地球を斬る】日露間にある不信感拭う方策を (3/3ページ)

2015.9.26 08:30

北方領土問題で岸田文雄外相(左)に高圧的な態度を取ったセルゲイ・ラブロフ外相(右)。日露間には不信感が生じている=2015年9月21日、ロシア・首都モスクワ(AP)

北方領土問題で岸田文雄外相(左)に高圧的な態度を取ったセルゲイ・ラブロフ外相(右)。日露間には不信感が生じている=2015年9月21日、ロシア・首都モスクワ(AP)【拡大】

  • 作家、元外務省主任分析官の佐藤優(まさる)さん=2014年3月20日、東京都新宿区(大里直也撮影)

 同盟国の米国も、日露接近を警戒している。<米国務省のトナー副報道官は22日の記者会見で、日本政府がロシアのプーチン大統領の年内訪日で調整していることについて、ロシアがウクライナ東部で武装勢力への支援を続けていることを念頭に「ロシアと“通常通りの仕事”をするときではない」として日本に慎重な対応を求めた。/岸田文雄外相がプーチン氏訪日に向け、モスクワでラブロフ外相と会談したことに関しては「何のための(ロシア)訪問かは知らない」と述べた。>(9月23日「産経ニュース」)

 米国は、ロシアがシリアに近距離防空システム「パントゥーリ(鎧(よろい))S1」(NATOコードSA22)を供与して、アサド政権を露骨に支援していることに対しても強い不満を有している。北方領土問題での前進も期待できず、日米同盟を揺るがすリスクを冒してまで、プーチン大統領の年内訪日に固執する必要はない。現在、重要なのは日露間に不信感があることを率直に認め、それを脱構築するための方策を考えることだ。拙速な日露首脳会談は、日本の国益増進に貢献しない。(作家、元外務省主任分析官 佐藤優(まさる)/SANKEI EXPRESS

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ