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混沌の時代 「歓喜の歌」に込めた思い 中島かずき、加藤和樹 舞台「No.9 -不滅の旋律-」 (3/3ページ)

2015.9.26 10:30

人気劇作家で「NHKの大河ドラマを書いてみたい」という中島かずきさん(右)と「いつか劇団☆新感線の舞台に出たい」という加藤和樹さん=2015年9月18日、東京都新宿区(野村成次撮影)

人気劇作家で「NHKの大河ドラマを書いてみたい」という中島かずきさん(右)と「いつか劇団☆新感線の舞台に出たい」という加藤和樹さん=2015年9月18日、東京都新宿区(野村成次撮影)【拡大】

 「振れ幅を広く」

 「歓喜の歌」は、人生の喜びにあふれた自由への賛歌としてスタンダードとなった。ベートーベンは後世の人々の心に刻まれる名曲を生み、屈服させようとした。ミュージシャンでもある加藤は「自分の曲は、とてもそこまでのレベルにはならない」と苦笑いする。

 演じる弟、ニコラウスはその後、薬剤師として財を成す。1杯のコーヒーに使う豆の数の1粒まで気にする細かいベートーベンを常識人の視点から支え、マリアへの恋心にも悩む。「僕にも兄がいるので共通項はある」

 加藤は漫画やアニメを原作とする2.5次元ミュージカルの先駆的な作品「テニスの王子様」で注目された。「それまでの演劇のあり方をぶち破って出てきたような感じ」。現在はジャンルにとらわれずに幅広く活動、一表現者としての個性を模索している。「舞台人、お客さまも含めいかに演劇を上質なものにしていくか。振れ幅を広く、こういうものもある、と示していかなければと思う」(文:藤沢志穂子/撮影:野村成次/SANKEI EXPRESS

 【ガイド】

 10月10~25日、東京・赤坂ACTシアター、問い合わせはキョードー東京(電)0570・550・799。地方公演あり。

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