第2ステージ、小雨が降る中で美瑛(びえい)をスタートして富良野(ふらの)に向かう選手たち。背景にはこの地方特有ののどかな畑が広がる=2015年9月12日、北海道上川郡美瑛町(田中苑子さん撮影)【拡大】
黒枝が所属する鹿屋体育大学は自転車競技の強豪校であり、これまでに3回、ツール・ド・北海道でステージ優勝を挙げている。
鹿屋体育大学の自転車競技部の黒川剛監督は「ツール・ド・北海道は学生たちにとって非常に重要なレースで、選手もスタッフもここで育ててもらっている」と話す。
ツール・ド・北海道のもう一つの特徴は多くの若い選手が出場していること。強制ではないが、主催者は参加するプロチームに26歳以下の選手が主体となるメンバー構成を依頼しており、今年は5つの大学チームがレースに招待された。
これはUCI公認のレースとしては珍しいもので、その背景には主催者たちの「ツール・ド・北海道から世界に羽ばたいていってほしい」という思いがある。若い世代の選手たちに本格的なプロレースを経験してもらい、その経験を次のステップにつなげてほしいという願いだ。