【アートクルーズ】
≪テーマ織り込み見事な融合≫
京都の美術館・博物館関係にとどまらず、京都ではここ数年「琳派(りんぱ)」という言葉を頻繁に耳にするようになった。マンガの博物館である京都国際マンガミュージアムにとっては、まったく縁のないモノと思っていたが、今回「琳派四百年祭」のプラットホーム事業の一つとして開催される運びとなった。琳派そのものの展覧会はもとより、ファッションショー、アートアクアリウム、音楽コンサートなど多種多彩な展覧会、イベントにマンガ・アニメと琳派のコラボレーション展示も加わることになったわけである。
また、今回「琳派オマージュ展」の制作にあたり、昨年の京都国際マンガ・アニメフェアの展覧会「京都 艦これ展」でタッグを組んだ、(株)KADOKAWAと再びタッグを組み、さまざまなアニメ作品と琳派のコラボレーションが実現することとなった。