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待機児童5年ぶり増 女性活用で保育需要拡大 (2/3ページ)

2015.9.30 07:00

世田谷区の担当課長(左)から保育所の整備状況を聞く育児休業中の母親ら=2015年9月8日、東京都世田谷区(共同)

世田谷区の担当課長(左)から保育所の整備状況を聞く育児休業中の母親ら=2015年9月8日、東京都世田谷区(共同)【拡大】

  • 待機児童数と保育所などの定員の推移=2008~2015年
  • 待機児童数が多い市区町村=2015年4月1日現在

 浜松市は保育所などの定員を昨年から1700人分増やした。しかし、待機児童も92人増えて407人に。担当者は「新制度への期待感や保育所新設の情報が新たなニーズを喚起している」と説明する。

 施設整備に反対も

 さいたま市は2013年度から、相談役の「保育コンシェルジュ」を各区役所に配置。保護者から働き方や通勤経路を聞き取り、幼稚園の預かり保育なども選択肢として示すことで、待機児童を前年より33人減らした。

 だが、施設整備が追い付かない自治体もある。待機児童数が3年連続で全国最多の東京都世田谷区。9月上旬、育児休業中の母親らが参加した座談会で、区の担当課長が保育所整備の見通しを説明した。課長が示した地図には、29カ所の整備計画を掲載。定員は計約2400人を見込むが、開設予定時期は「調整中」が目立つ。物件の審査や事業者の公募に時間がかかるほか、子供の送迎による交通量の増加や騒音を懸念した住民から反対の声が上がることもある。

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