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シリア問題「米露に根本的な相違」 オバマ・プーチン会談 議論は平行線 (2/4ページ)

2015.9.30 08:00

会談前に握手をしようと手を差し出す米国のバラク・オバマ大統領(右)と、やや遅れて手を差し出したロシアのウラジーミル・プーチン大統領=2015年9月28日、米ニューヨークの国連本部(AP)

会談前に握手をしようと手を差し出す米国のバラク・オバマ大統領(右)と、やや遅れて手を差し出したロシアのウラジーミル・プーチン大統領=2015年9月28日、米ニューヨークの国連本部(AP)【拡大】

 プーチン氏はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への空爆にも「国際法に合致すれば」参加する可能性があると述べ、アサド政権を含む大連合で「イスラム国」に対処すべきだと主張。情報共有の枠組み創設を、米国を含む各国に呼び掛けるなど、シリア危機解決に向け主導権を握る動きをみせている。

 オバマ氏は28日の国連総会演説で、アサド大統領を「暴君」と呼ぶ一方、シリア危機解決のためロシアと連携する用意があると強調。プーチン氏は国連演説で、危機打開を目指す上でアサド政権と協力しないのは大きな間違いだと訴えた。

 ウクライナ進展なし

 米露首脳会談ではウクライナ危機も主要議題となった。オバマ氏がウクライナ東部の親ロシア派武装組織が計画する独自選挙に懸念を示したのに対し、プーチン氏は危機の責任は米国にあるとの主張を繰り返すなど互いを批判、歩み寄りはなかったもようだ。

 会談でオバマ氏は、ウクライナの主権と領土の一体性を支持すると述べ、親露派が国内法を無視して10月18日と11月1日に計画する選挙により「和平合意が危険にさらされる」と指摘。親露派を支えるロシアに和平合意を履行するよう迫った。

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