スポーツ庁の看板の序幕式で、ガッツポーズで写真撮影に応じる鈴木大地(だいち)長官=2015年10月1日、東京都千代田区霞が関の文科省(大西正純撮影)【拡大】
鈴木長官は「行政の経験不足は否めないが、その分吸収して自分なりに務まるように進めていきたい」と力を込めた。
白紙撤回された新国立競技場の建設問題はスポーツ庁では政策課が担当する。鈴木長官は「工期も大事だしアスリート、観客の皆さんにとってもいいスタジアムになればと思っている。難しい問題だが、やり抜かないといけない」と語った。
「泳ぎは後ろ向きだが」
アスリートとしての実績は申し分ない。
7歳で水泳を始めたときは、水に顔をつけることもできなかったのに、スイミング教室の入会申込書に「オリンピック選手になりたい」と書いた。負けず嫌いの性格を象徴するのが、1988年ソウル五輪男子100メートル背泳ぎ決勝。号砲にピタリと合わせたスタートは「フライングを覚悟した」一か八かの大勝負で、得意の「潜水バサロキック」も普段の25メートルから30メートルに伸ばした。