9月28日午後(日本時間29日未明)、米国ニューヨークの国連本部において、安倍晋三首相はロシアのプーチン大統領と約40分間、会談した。冒頭10分間は、1対1(通訳同席)の会談だった。もっとも機微に触れる対露制裁の解除と、米国との関係についての議論がなされたと筆者は推定しているが、この点については一切、表に出ていない。
首脳会談で協議されず?
外務省の発表によれば、日露関係については、以下の協議がなされたということだ。
<プーチン大統領から、日露関係はここ最近進展が見られる、両国の接触の機会も様々な分野で増えている、他方で貿易額には減少傾向が見られる、それでも日露両国の関係の改善に向けて潜在性があるとして、二国間の様々な両国間の協力について指摘があった。また、同大統領から、先週の岸田大臣の訪露による日露外相会談及び貿易経済政府間委員会の開催への評価の発言があり、10月8日に平和条約締結交渉を行うことを改めて確認した。