スズキが小型車の増産を計画する相良工場=静岡県牧之原市(提供写真)【拡大】
T&Eは「欧州の試験は全く信用できない。VWの不正は氷山の一角にすぎない」と強調。試験値と路上走行での燃費の差は01年には8%だったが年々拡大しているといい、T&Eは20年までに5割に達する可能性があると警告した。
燃費性能が低くなれば二酸化炭素(CO2)排出量も多くなる。燃費性能がゆがめられる結果、メーカー側の説明に比べ、ドライバー1人当たり年約450ユーロ(約6万円)の燃料費を余計に負担させられている計算になるという。車種別ではメルセデスベンツ(ドイツ)の3車種の燃費性能が試験より大幅に低かった。ルノー(フランス)の小型車「トゥインゴ」やトヨタ自動車の小型車「オーリス」は試験値との違いが比較的小さかった。
調査は米環境団体「ICCT」が欧州連合(EU)の車両60万台について実際の燃料消費量を試験値と比較し、その結果をT&Eがまとめた。(共同/SANKEI EXPRESS)