科学の魅力について梶田さんは、「科学は人類が広い意味で協力して知の地平線を拡大する作業。一人一人の研究者ができることはそれほど大きくないが、自分が拡大していくプロセスが醍醐味(だいごみ)」と話した。
若者の理科離れが進んでいることにも触れ、「だからこそ、科学研究の楽しさを多くの若い人に知ってもらえるような取り組みを、地道に続けていきたいと思っている」と強調した。
「授賞式は未知の世界」
12月にはストックホルムで授賞式が開かれ、華やかな行事が続く。楽しみにしているかと聞かれると「まだ何があるのか全然わからないので、楽しいもなにも全く未知の世界なんです」と苦笑した。
今後の研究について梶田さんは「宇宙が加速膨張している意味を考えることが非常に重要だが、根本的に分かっていないことがまだたくさんある。次世代の若い研究者に期待したい」と話した。(SANKEI EXPRESS)