パスコースを探す香西宏昭(中央)。世界を知る日本のエースは自身3度目のパラリンピックを目指す=2015年9月20日、東京都荒川区(長尾みなみ撮影)【拡大】
□三菱電機2015IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉
2016年のリオデジャネイロ・パラリンピック予選を兼ねた車いすバスケットボールの「三菱電機2015IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉」(特別協賛・三菱電機、メディア協力・産経新聞社など)が10日、千葉市の千葉ポートアリーナで開幕する。
男子3、女子1の出場権をかけ、各国の代表チームが8日間の熱戦を繰り広げる。日本は20年東京パラリンピックへつなげる意味でも、リオへの切符は譲れない。男子代表のエースの香西(こうざい)宏昭は「必ず勝ち取る」と、11大会連続出場へ強い意欲を見せている。
エース・香西宏昭
コートに響く車いすのぶつかり合う音、タイヤの摩擦音…。スピードと激しさが同居する車椅子バスケットボールで、真の「世界基準」を知る男だ。米国の名門イリノイ大で腕を磨き、13年からはドイツでプレーする。今大会は日本のエースとして、自身3度目のパラリンピックを目指す。
野球が大好きだった少年は12歳の冬、地元チーム「千葉ホークス」の体験会で車椅子バスケに出合った。「格好いいな」と選手たちがまぶしく見え、何よりやってみたら楽しかった。