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G20、中国減速懸念 「世界経済は転換点」 (2/4ページ)

2015.10.10 08:30

10月8日、ペルーの首都リマで開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席した当局者=2015年(ロイター)

10月8日、ペルーの首都リマで開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席した当局者=2015年(ロイター)【拡大】

 年内にも予想される米国の利上げも不安材料となっている。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は「年内の利上げが適切」とするが、新興国は利上げに伴う資金流出で景気の腰折れを懸念し、米国に慎重な判断を促す構えだ。

 G20の会議ではこのほか、経済協力開発機構(OECD)が多国籍企業の課税逃れ対策について報告した。9月の前回会合からの期間が短いため、通常、採択している共同声明はまとめなかった。

 ≪麻生財務相、構造改革の実施迫る≫

 南米ペルーで開かれたG20会議では、成長確保へ各国の協力を確認したが、世界的な株安を招いた「中国ショック」への対応策は示されなかった。米国が踏み切ろうとしている利上げへの懸念も重くのしかかり、世界経済の安定化への道のりはまだ遠い。

 「経済成長に向けて、構造改革をきちんとやってもらわなければならない」。麻生太郎財務相は8日、ペルーの首都リマで開いた中国の楼継偉財政相との会談でこう迫った。

「多くの市場関係者は、10月の利上げはなくなったと思っている」

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