同時に、長距離弾道ミサイルの発射実験に巨額予算と人員を投じ、北西部東倉里の発射場の整備を完了させた。金第1書記は「衛星」打ち上げ準備を指示したが、10日の実施は見送った。
軍の装備は老朽化しており、通常兵力不足を補うために核・ミサイルへの依存を高める。専門家は、北朝鮮が体制の危機を感じれば核の先制使用に踏み切る恐れもあると懸念する。
新アメリカ安全保障センターのバン・ジャクソン客員研究員は、北朝鮮を核の先制使用に追い込まないよう「限定的な交戦計画の策定を進める必要がある」と指摘する。
6カ国協議筋からは、北朝鮮が軍事挑発と対話を繰り返した金正日総書記時代の「瀬戸際戦術」に戻ることを望む声すら出始めた。「交渉すれば、核能力の増大に歯止めをかけられる。金正恩氏は交渉さえしようとしないから打つ手がない」(共同/SANKEI EXPRESS)