「新ビジネスが容易」
「店舗はあればあるほど新たなビジネスが容易になる」。ファミリーマートの中山勇社長は15日、東京都内で記者会見し、再編で約1万8000店の国内店舗網を獲得する意義を強調した。自前主義のセブンと肩を並べる。
だが現状では1店舗当たりの1日の売上高は52万1000円と、66万8000円を稼ぎ出すセブンを大幅に下回る。「キャンペーンに頼りすぎていた」(幹部)ため、販売促進の期間が終わると加盟店が商品の発注を控えてしまい、顧客が繰り返し来店してくれるような人気が定着しづらかった。
こうした反省から、おにぎりやそばなど定番商品の素材や製法を急ピッチで刷新中。ユニーグループが持つスーパーの機能を活用し、できたての弁当や生鮮食品を本格的に扱うことも検討する。
懸念材料は、ファミリーマートとサークルKサンクスの融合がうまく進むかどうかだ。サークルKとサンクスの統合では、本部に納める手数料の違いなど加盟店の契約内容を統一できず、運営の効率化が進まなかった。