ローソンはスリーエフと交渉
「単なる数の膨張は危険だ」。ローソンの玉塚元一社長は、約650店舗を展開する中堅のココストア(名古屋市)も買収したファミリーマートを牽制(けんせい)した。
ローソンは一部出資にとどめて仲間を増やし、商品開発力や販路を強化する戦略だ。中国地方が地盤のポプラと提携したのに続き、現在は神奈川県を中心に展開するスリーエフと交渉している。
消費税増税後、こだわりの分野は多少高くても買うが、それ以外は出費を抑えてできるだけ安い商品を選ぶ「二極化」が進んだ。17年4月の再増税に伴い、玉塚氏は「単純な二極化構造ではなくなる」と、購買傾向がさらに多様化すると読む。
残る中堅コンビニでは、流通大手イオン傘下のミニストップや山崎製パンが運営するデイリーヤマザキ、北関東が地盤のセーブオン(前橋市)などがあるが、一段と難しい経営を迫られるのは必至。業界再編は最終章に突入する可能性がある。(SANKEI EXPRESS)