今回は、バヌアツのアートをご紹介します。1980年まで英仏共同統治されていたバヌアツ。芸術文化が豊かなフランスの影響でしょうか、名もなきバヌアツ人アーティストを世界へ羽ばたかせようと、ワークショップやエキシビションなどが頻繁に開催されています。そこでは伝統文化と芸術が融合したすてきな作品を目にすることができます。
ナタンゴラカービング
ある日、「ラピタ展」へ行ったときのこと(バヌアツ人の起源はラピタ人だといわれています)。会場にひときわ輝きを放っていた作品がありました。ラピタ文化の象徴である土器を持った女性を中心に、当時の人々の生活風景、カヌーで航海する様子などが、ラピタ独特の模様と折り重なって表現されています。一見、版画のように見えますが、紙に写し取ったものではなく、その原版を作品として提出していました。
最優秀賞、作者「トニー・ブルース」。え! なんと、私たちの結婚指輪を作ってくれた人だったのです。久しぶりに彼に連絡を取ってみました。