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95年の大阪女児死亡火災 高裁も再審認める 逮捕20年「母親に戻して」訴え続け (3/4ページ)

2015.10.24 08:00

集まった支援者らに再審開始を知らせる弁護団=2015年10月23日午前、大阪市北区(恵守乾撮影)

集まった支援者らに再審開始を知らせる弁護団=2015年10月23日午前、大阪市北区(恵守乾撮影)【拡大】

  • 東住吉放火殺人事件の主な経過=1995年7月22日~2015年10月23日

 ≪逮捕20年 「母親に戻して」訴え続け≫

 「娘の死を悲しむ、一人の母親に戻して」。逮捕から20年余り。刑務所からの切実な叫びが、再審を大きく引き寄せた。無期懲役が確定した母の青木恵子元被告ら2人に、大阪高裁は23日、裁判のやり直しを認める決定をした。待ち望んだ吉報に「安心した」と笑顔を見せたという青木元被告。火災は車から漏れたガソリンの自然発火-。弁護団の無実の訴えが結実した。

 「これは事件ではなく、事故だったのです」。和歌山刑務所(和歌山市)に収監されている青木元被告は記者との手紙の中で、長女のめぐみさんが死亡した20年前の火災を改めてこう総括した。

 2012年3月の大阪地裁決定で一度は開いた再審の扉。しかし検察側の即時抗告により、先行きはまた見通せなくなった。刑の執行停止も認められなかった。

 高裁での審理で、弁護団の再現実験を覆そうとした検察の試みは、3度にわたり失敗。しかし別の燃焼実験では自然発火を否定する結果が出た。「検察側の実験に一喜一憂した、苦しい3年の争いでした」(青木元被告)

「取り調べの恐怖に耐えられず自白した。心の自殺だった」

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