そして連日、熱戦が繰り広げられたが、大会の目玉である男子エリートのロードレースでは、スロバキアのペーター・サガンが優勝した。
261キロの非常に長いレースで、終盤に石畳を得意とするパワーとテクニックに優れるベルギーやチェコ、オランダの選手がアタックを仕掛けるも、決定的な逃げとはならず、チャンスを待っていたサガンが、残り3キロの最後の石畳区間で渾身(こんしん)のアタックを仕掛けて、得意の下りで後続を引き離すと、そのままゴールラインへと単独で飛び込んだ。
同カテゴリーに出場していた新城幸也も健闘して17位でゴール。終盤にかけて厳しい展開となったが、しっかりと勝負どころまで残り、世界のトップ選手と互角に戦った。
≪女子ジュニアで日本人4位 悔し涙は成長の証し≫
今年の世界選手権は全カテゴリーに日本人選手が出場した。なかでも注目は女子ジュニアカテゴリーに出走した梶原悠未(かじはら・ゆうみ、筑波大学付属坂戸高校)。現在高校3年生の梶原は、高校入学を機に自転車競技を始めた。負けず嫌いで努力家という性格も味方して、年々、素晴らしい成長を遂げ、高校の3年間で一気に世界クラスの選手へと成長した。