ジュニアカテゴリー最後の今季、梶原は2月にタイで開催されたアジア選手権で、ロードレース競技、タイムトライアル競技で計5冠。8月のカザフスタンでのジュニアトラック世界選手権では、チームパシュートで2年連続で銀メダルを獲得している。今年の夏季は、スイスにある国際自転車競技連合の施設でトレーニングを積み、大きな目標であった今回の世界選手権に挑んだ。
梶原が狙うのは勝利のみ。レースがスタートすると積極的に前に出て、レースをリードしていく。しかし、強豪国のアメリカの2選手を含む3選手が先行する展開となり、必死に追い上げるも彼女らには届かず、見事なスプリントで、メーン集団の先頭を取って4位でゴール。
そのとき梶原は、逃げが3人だとは知らず、スプリントで3位に入れたと思ったという。しばらくして自分の成績が4位だと知り、勝てなかった悔しさに加えて「せめて表彰台」という望みも断たれ、その瞳から大粒の涙があふれた。しかし、自分の力で前に追いつく足が残っていなかったことも事実。「自分の力が足りていなかった。逃げ切った選手は本当に強い」と勝者をたたえた。