主演に抜擢(ばってき)され、無我夢中で初めての演技に取り組んだルアンヌ・エメラさん=2015年6月27日、東京都千代田区(Takuya_Murataさん撮影、Mariko_Kuboさん・ヘアメイク、アニープラネット提供)【拡大】
初来日したエメラは、SANKEI EXPRESSの取材に応じ、「実は『女優になりたい』と思ったことは一度もありません。どうしても歌手になりたかったのです。『The Voice』というテレビのオーディション番組に出演した私をエリックがたまたま見ていて、後に『会えないか』と声をかけてくれた。それが女優に挑戦するきっかけとなりました」と語った。自分へのあて書きでもある脚本を手にしたエメラは、自分によく似た主人公に共感を抱き、持ち前のチャレンジ精神を刺激されたそうだ。
《フランスの田舎町に暮らす4人家族のベリエ家は、高校生の長女、ポーラ(エメラ)を除く全員が聴覚障害者のため、意思疎通はすべて手話で行っていた。ある日、高校の音楽教師がポーラのずぬけた歌唱力に気付き、パリの音楽学校に進学して才能を伸ばすことを勧める。だが、実際に歌声を聴くことができない家族は、才能を信じることができず、ポーラは猛反対に遭い…》