主演に抜擢(ばってき)され、無我夢中で初めての演技に取り組んだルアンヌ・エメラさん=2015年6月27日、東京都千代田区(Takuya_Murataさん撮影、Mariko_Kuboさん・ヘアメイク、アニープラネット提供)【拡大】
語学が得意、手話もすんなり
手話の修行は1日4時間かけ、4カ月間みっちりと取り組んだという。「大変な仕事を引き受けたとは思いましたが、苦には思いませんでした。私は学生時代から外国語の勉強に興味があり、得意でもあるので、英語、スペイン語、ポルトガル語が話せます。手話も言葉であり、興味があったから、すんなりと覚えられたんだと思いますよ。今では手話も含めて“5カ国語”が話せるんですよ」
ポーラという役柄へのアプローチについては、ラルティゴ監督の指示を忠実にこなすことで精いっぱいだった。「なにしろ演技は初体験だったので、自分がどんな役作りをしたのか、うまく答えることもできないくらいなんです。ごめんなさい」。きっと謙遜もあるだろう。エメラは本作でのみずみずしい演技が評価され、2015年のセザール賞、リュミエール賞でそれぞれ最優秀新人女優賞をつかみとった。