ハロウィーン前日、東京・渋谷のスクランブル交差点では仮装した人たちが街を歩き、外国人メディアや観光客らに囲まれていた=2015年10月30日午後、東京都渋谷区(大西正純撮影)【拡大】
博報堂行動デザイン研究所の所長、国田圭作さん(56)は「地域、商店街が開催に関わってお膳立てし、安心して楽しめる行事になった。バレンタイン、クリスマスがマンネリ化する中、みんなで騒げることが人気につながっている」と指摘する。
企業もチャンスととらえ、かぼちゃ味の飲食品や仮装グッズを販売。2015年の市場規模が前年比11%増の約1220億円に上るとする日本記念日協会の推計もある。
一方、ハロウィーンをめぐり、さまざまな問題も増えている。渋谷区で昨年、百貨店などのトイレを使って着替えたり、ごみを持ち帰らなかったりしたことが問題化。今月には熊本市内で仮装でおもちゃのチェーンソーを持った男性に周囲が驚き、パトカーが出動する騒ぎも起きた。
31日に多くのイベントが予定される渋谷区の担当者は「マナー違反があれば反対の声も出てくる。今後も楽しんでいくためにも節度を持ってイベントに参加を」と呼びかける。(SANKEI EXPRESS)