それでもこの連覇はさすがにうれしかったのだろう。英国のヘンリー王子からウェブ・エリス杯を受け取ると満面の笑みを浮かべた。これほど隙だらけのマコウを見たことがない。
代表キャップ数148は、もちろん世界最多。34歳でピークのチームを率いた。多くのベテランの同僚が今大会を最後に引退していくなか、マコウにも勇退の噂は絶えなかった。当然だろう。2019年、日本で開催されるW杯は38歳で迎える。
だが、カップを手にしたマコウはいう。
「まだ終わりにしたくないというのが本音だ。もう十分なんていえない。こんな素晴らしい瞬間を味わった直後に、もう今日でおしまいだなんて、誰がいえるんだ?」
マコウなら、19年日本大会はもちろん、42歳となる次の大会で黒いジャージーを着ていたとしても、そうは驚かない。