ただし、チームの中心線を支えるベテランが抜け、あるいは力が落ちたとき、彼らが有り余る才能を発揮できるかどうかは未知数だ。
同じことは、南アフリカ戦の勝利が「W杯の最高の瞬間」賞に輝いた日本にもいえる。大会を最後に日本を去ったエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は日本の将来に楽観的ではなかった。
チームの支柱、大野均は37歳。W杯陰のMVP、トンプソン・ルークが34歳。強烈タックルのホラニ龍(りゅう)コリニアシは33歳。大会を通じて人気者となった田中史朗、山田章仁、南ア戦逆転トライのカーン・ヘスケスも30歳。五郎丸歩(ごろうまる・あゆむ)、堀江翔太だって29歳だ。若くはない。松島幸太朗や藤田慶和といった20代前半のWTBに期待がかかるが、中心線に後継者が薄いのはニュージーランドと一緒。せめて2019年日本大会までは、堀江、田中、五郎丸らがスキルを落とさず頑張ってほしい。(EX編集部/撮影:AP、ロイター/SANKEI EXPRESS)