ジャンプミスに不満も
1シーズンの休養を経て第一線に戻ってきた元世界女王が、GP復帰戦をいきなり優勝で飾った。前日のショートプログラムで首位に立ち、フリーでは転倒などがあったが、オペラ「蝶々夫人」の曲に乗せた演目で、情感たっぷりに銀盤を舞った。
本人は、ジャンプでミスもあり「きょうの演技には満足していない」と悔しがった。だが、今季の目標となるGPファイナル(12月・バルセロナ)へ向けては「フリーはまだまだ課題があると感じたが、GPファイナルへ向けては一歩を踏み出せた。次の試合へ向けて時間は少ないが、フリーを中心に練習したいと感じた」と手応えを口にした。
6位に終わったソチ冬季五輪のシーズン後、「体も心も疲れている。何を目指していくのか、じっくり考える1年にしたい」と競技人生初の休養を決断した。進退を問われれば「ハーフハーフ」と答えたが、一時は「やめる気持ちの方が大きかった」と明かす。